アトピー「でも使える」化粧品じゃなくて、アトピーを改善できる化粧品はないものか。

アトピー敏感肌用のコスメって、低刺激でアトピーでも使えることが売りですが、それってゼロがマイナスにならないようにキープするだけじゃないですか。

そうじゃなくてさ、どうせ毎日使うなら、アトピーを改善して肌状態をプラスに持ってける化粧品があればいいと思うわけですよ。

「悪化しない」と「改善する」って、似て非なるものなので。

 

とは言いつつ、化粧品はあくまで化粧品であって薬じゃないんで、アトピーを治すことはできないのはわかってます。

よく「アトピーに苦しんだ私が作った化粧品です」「これで人生が変わりました」って広告を見ますが、私はあれ、あんまり信用してません。

自分も広告とか同梱物とかのクリエイティブ作ってたからわかるんですけど、ああいうストーリーや愛用者の声って、多分に演出入ってますからね。

「嘘は言ってない」範囲で上手に演出するんですよ。

メイクで顔を別人に変えてるけど、土台となる顔面は本人なのと一緒。

まあ最近は薬機法(旧薬事法)の制限がすごい厳しくて効果効能の表現が限られるので、毎日が明るいだの、どんよりがスッキリだの、意味不明な広告になりつつありますが。

 

えっと何が言いたいかというとですね、誇大広告にしろ、薬機法を遵守したクリーンな広告にしろ、企業が出している広告や説明だけでは、なかなか商品の本質はわからないってことです。

20代前半の頃の私がまさにそうだったんだけど、広告を鵜呑みにして化粧品に期待すると、ハズレも無駄も多くなる。

でも、世の中にアトピー改善に良いとされる成分は存在しているのも事実。

表面的な情報に惑わされることなく、そういう成分が配合された化粧品を選べば、アトピー改善とまではいかなくとも、少なくともアトピーと相性の良い商品なら見つけられると思うんですよね。

 

というわけで、化粧品に配合される成分のうち、アトピー改善効果があるという根拠がハッキリしたものだけをまとめてみました。

なんかね、「アトピーに良いとされている」って成分はたくさんあるんだけどさ、ちゃんと論文とか実験結果とかの明確なエビデンスがあるものは、意外と少なかった。

ビタミンCは美肌に良いとか健康のためには睡眠が大事くらいの、ふわっとした感じ。

ただ今後、新たな研究結果や実証データが出てくることも十分あると思われるので、一応、そういう成分についても一緒にまとめておきました。

※根拠がある or 少ない、というのは、あくまでも私個人の感覚的なものによるものです。

アトピー改善効果が検証されている化粧品成分

セラミド

トップバッターはやはりこれ、セラミドです。

セラミドがアトピー改善に有効であるという論文は国内外とも多数あり、紹介しているとキリがないので、なぜセラミドがアトピーに良いのかという理屈に触れておきます。

 

アトピーの人は、生まれつき肌のセラミド量が少ないというのは有名な話。

化粧品の説明ページによく肌のバリア機能という言葉が出てきますが、バリア機能というのは、水と油が交互に重なっているミルフィーユ構造によって作られています。

 

水と油って混ざんないですよね。

だから水の壁は油性の成分を弾き、油の壁は水性の成分を弾く。

この壁を何層も重ねることで、肌の深部に異物が入らないように鉄壁の防御を作っている、これがいわゆるバリア機能なんです。

 

で、このバリア機能を保持するのに欠かせない成分がセラミドなんですが、アトピーの人は生まれつき肌にあるセラミドの量が少ない。

しかしセラミドが存在する角層は皮膚の1番外側にあり、化粧品が浸透できる範囲にあるので、セラミド配合の化粧品を塗ることで、外部補給が可能です。

ただ、人間と動物では互いの臓器を移植できないように、セラミドも人には人の、動物には動物の、植物には植物のセラミドがあり、自分と同じ種類のセラミドを使わなければ補充はできません。

(保湿だけならできるけど)

これについては長くなるので、詳しくはこちらの記事で。

そのセラミド、偽物かもよ?セラミド配合量が多い基礎化粧品の選び方。

2017.03.27

面倒な人のために結論だけ言うと、化粧品はヒト型セラミド配合のものを選べってことです。

植物由来のコメセラミドとか、動物由来のウマセラミドは保湿効果はあるけど、人間のセラミドとは似て非なる物質なので、ご注意を。

ヒト型セラミド配合の化粧品

ヒト型セラミド配合コスメの代表格は、小林製薬のヒフミド。

ヒフミドについては別記事で詳しく書いてます。

セラミド配合クリームならヒフミド一択だと思う理由

2017.04.04

とりあえず使ってみたい人には、お試しセットがあるよ。

ヒフミド980円お試しセットのページへ

今のスキンケアにプラスアルファしたい人には、エトヴォスのモイスチャーラインというラインに、ヒト型セラミド配合の美容液があります。

すみませんがこちらはまだ使ったことないので、詳細は公式HPで見てみてください。

エトヴォス1900円モイスチャーラインお試しセットのページへ

ココナッツオイル

ダイエットとボケ防止で一大ブームとなったココナッツオイルですが、海外では、ココナッツオイルを皮膚に塗布することでアトピー改善に効果があるという論文や体験談がたくさん出てきます。

読んでると、海外ではココナッツオイルをアトピーの民間療法や保湿剤として使う習慣があるっぽい。

日本でいうところの温泉水みたいなもんですかねえ。

 

よく引き合いに出されているのが、2008年にVerallo-Rewellらが行った、ヴァージンココナッツオイルとヴァージンオリーブオイルによる、アトピー改善効果の比較試験。

あんまり需要なさそうですが、一応原文リンク(英語)貼っておきます。

Novel Antibacterial and Emollient Effects of Coconut and Virgin Olive Oils in Adult Atopic Dermatitis

要約しますと、アトピー患者の皮膚に1日2回、4週間ココナッツオイルを塗布したところ、アトピー悪化の原因と考えられる黄色ブドウ球菌が95%も除去され、アトピー症状の改善が見られたと。

オリーブオイルの黄色ブドウ球菌除去率は50%であり、ココナッツオイルのアトピー改善効果のほうが有意に優れていたという結論です。

ちなみにアトピー患者は皮膚の黄色ブドウ球菌数が異常に多いことがわかっていて、これを減らすことでアトピー症状の改善が期待できることは、慶応大学と米国立衛生研究所の共同研究でも言及されてます。

 

もうひとつよく出てくるのは、the International Journal of Dermatologyという専門誌に掲載された、ココナッツオイルとミネラルオイルの比較試験結果。

アトピー患者の皮膚にココナッツオイルを塗ったところ、経表皮水分蒸散量が減り、角質層の水分量が増えたということ。

細かい数値はこちらの原文で見て欲しいんですが、さっきの件もあわせて、要するにココナッツオイルは他のオイル類に比べてアトピー改善に高い効果を示したということです。

Coconut Oil Found Effective In Treating Atopic Dermatitis(Dry, Itchy, Scaly Skin)

 

一時は品薄だったココナッツオイルも今なら入手しやすいし、非常に酸化に強く劣化しにくい特性があるので、スキンケアやボディケア用に試してみるのはありだと思う。

食用油としては高いけど、化粧品としては安いし、合わなければ食べちゃえばいいし。

私は顔に塗ってみたことがありますが、サラッとしたオイルなので違和感はありませんでした。

アトピー云々以前にオイルのテクスチャーが好みではないので続きませんでしたけど、少なくともニキビが出来たり、肌が荒れたりってことはなかった。

これ書いてたらまた興味が出てきたんで、ココナッツオイル配合のボディクリームで良いのがあったら使いたいなあ。

ココナッツオイル配合の化粧品

食用のヴァージンココナッツオイルがそのまま使えます。

注意点としては、非加熱・非漂白・非精製のものじゃないとアトピーへの効果はないということ。

安価なココナッツオイルは加熱していたり、添加物やオイルなどの混ぜものをしている可能性があるので、必ず非加熱・無精製・無漂白・無添加のものを選びましょう。

本物のヴァージンココナッツオイルの場合、たいてい低温圧搾もしくはコールドプレスと書いてあります。

 

ココナッツオイルはブームに乗せられて買ったので今も家にあるんですけど、正直これをボディに塗りたくるのは非常ーーーに使いづらい。

冬は固まるし春以降はサラサラの液状になるしで、どっちにしろ手に取り出しにくいし、いくらサラッとしてるとはいえ油なので、塗りたくるとテカテカになってパジャマに付く。

個人的に今気になってるのは、ココナッツオイルとシアバターをホイップして米粉を加えたという、このクリーム。

コディナバタームースココのテクスチャー写真

原材料といい写真といい、お菓子にしか見えない。

なんか美味しそう…。

コディナバタームースココの詳細ページへ

 ライスパワーエキスNo.11

ライスパワーエキスは米と酵母菌などを発酵させて作ったコメ発酵液。

発酵条件の違いによりいろんな種類と効果があり、現在実用化されているのは11種類。

なかでもライスパワーエキスNo.11が有名です。

 

ライスパワーエキスNo.11は皮膚の水分保持機能を改善する成分として、2001年に厚生労働省から医薬部外品の承認を受けました。

角層の細胞に作用してセラミドの生成を促進し、バリア機能を回復させるため、アトピーの改善にも効果があると考えられてます。

 

水分保持機能の改善と保湿って、同じような意味に聞こえるんですけど微妙に違って、言うなれば保湿はHPの回復で、水分保持機能の改善はHPを増やすこと。

ライスパワーエキスNo.11はただの保湿成分ではなく、肌の貯水力上限値をアップしてくれる、いのちのきのみ的な効果を持っているってわけです。

ちなみに、医薬部外品の有効成分でこの水分保持機能の改善効果が認められているのは、今のところライスパワーエキスNo.11のみらしいよ。

 

セラミドの産出を促進するライスパワーエキスと、セラミドそのものとして機能するヒト型セラミド、どっちがアトピー改善効果が高いのかは気になるところ。

誰か比較実験してくれないかなあ。

無理そうだけど。

ライスパワーエキスNo.11配合の化粧品

ライスパワーエキスNo.11配合のコスメはけっこうあります。

有名どころだとコーセーの米肌(MAIHADA)。

あとはライスパワーエキスを開発した勇心酒造のライースリペアは外せないかと。

本家本元だけに、配合濃度は高いんじゃないかと予想されます。

 

ただね、申し訳ないけど、どっちも使ったことないんです。

どちらも化粧水+美容液+保湿クリームというラインなので、オールインワン好きの私はまだ試したことないんですよね。

お試しセットがあるので、詳細は各HPでご覧ください↓

コーセー米肌1500円お試しセットのページへ 勇心酒造ライースリペア1750円お試しセットの詳細はこちら

アトピー改善に良いと言われているが、根拠が少ない成分

以下は、「アトピー改善に効果がある」とされていますが、個人的に根拠がいまいち不足してるなあと判断した成分です。

ラフィノース(オリゴ糖)

ラフィノースは野菜や植物に含まれるオリゴ糖の一種。

じゃがいもやキャベツなんかにも入ってますが、市場に出回ってるラフィノースのほとんどは甜菜由来のビートオリゴ糖です。

便秘に効く甘味料として有名だけど、化粧品の保湿成分としても使われる。

砂糖ってベタベタするんで、糖の友達であるオリゴ糖にも保湿効果があるだろうことは、イメージしやすいんじゃないかと。

 

ファンケルは、ラフィノースには肌のラメラ構造を回復させる効果があるという研究報告を出しています。

ラメラ構造というのはセラミドのところでも触れたけど、水と油を交互に重ねたミルフィーユ構造のこと。

このミルフィーユ構造こそが肌のバリア機能なので、ラフィノースにはバリア機能を回復させる効果があるってわけです。

ただ、ファンケルの報告では、ラフィノースは肌の奥底に潜んだ隠れ感想(インナードライのことっぽい)を改善すると言及するのみで、アトピーに関しては触れてません。

でもバリア機能が回復するってことは、アトピー改善とは言わないまでも、アトピー症状の予防に効果があるとは言えるんじゃないですかね。

 

これとは別に、近畿大学東洋医学研究所が行った研究で、黒糖オリゴ0.1%を配合した石鹸を1ヶ月使用したところ、被験者46人中76%に、肌荒れ、しみ、かゆみ、アトピーなどの肌トラブル改善が実感されたというものがあります。

ラフィノース単体の効果なのか、黒糖オリゴ独自の効能かはわからないし、改善したトラブル範囲が広いので、アトピーだけへの効果がちょっと曖昧なんですけど。

黒糖オリゴには強い制菌作用もあるそうなので、ココナッツオイルのところで取り上げた黄色ブドウ球菌の繁殖を抑える効果もあるのかもしれません。

 

ということで、かなりアトピー改善効果が期待できそうではありますが…

アトピー患者に対する試験データが出てこないので、根拠不足の成分に分類しました。

でも、まったく水に溶けないヒト型セラミドと違って、ラフィノースなら化粧水に配合しやすいメリットもあるだろうし、今後も注目したい成分です。

ラフィノース配合の化粧品

ファンケルのアクティブコンディショニングベーシックシリーズに、ラフィノースが配合されてます。

ファンケルは敏感肌用のFDRシリーズもあるし、一時期あれこれ使いましたが、使用感はどれも「レベルの高いスタンダード」という感じ。

個人的にゲルの使用感が好きなのでリピートはしてませんが、化粧水+乳液のベーシックなスキンケアが好みの人には良いと思います。

マイルドクレンジングオイルも付いた、お試しセットあり。

ファンケルアクティブコンディショニングお試しセットHPはこちら

ちなみにファンケルのマイルドクレンジングオイルは、個人的殿堂入りコスメのひとつでして、何を使っても結局これに戻ってしまう。

ちょいとムニムニしたクッション性のあるテクスチャーがたまりません。

超メジャー商品なので使ったことがる人は多いでしょうが、まだ使ったことのない人は、ぜひ。

セリシン

セリシンは絹に含まれるタンパク質の一種で、強力な抗酸化作用と、細胞修復効果があるとされています。

シルクがアトピー改善に良いってのは有名だよね。

繊維業大手のセーレンが、セリシンを定着させた繊維にアトピー性皮膚炎の症状軽減に効果があるという検証結果を出していて、セリシン定着繊維を使った衣服は日本アトピー協会の推薦商品にもなっています。

シルクの肌着とかパジャマは、アトピーの人なら興味持ったことあるんじゃないでしょうか。

 

セーレンではセリシン配合の基礎化粧品も出してるんだけど、セリシンを着用した場合はともかく、肌に塗った場合のアトピー改善効果については、あんまりデータとか資料がないんですよね。

2013年の東京医科大学雑誌に、アトピー治療用のセリシンゲル製剤に関する論文があるくらい。

論文があるってことは効果が期待できるってことなんでしょうが、もうちょい具体的な根拠が欲しいところ。

 

セーレンのセリシン配合コスメであるコモエースのHPによると、セリシンは天然保湿因子に類似しているんだそう。

でも類似であって同一ではないので、作用としては植物・動物由来のグルコシルセラミドみたいなものなのかなあ?

だとすると、ヒト型セラミドのほうがいいんだよねえ。

月桃

沖縄に自生している植物、月桃(げっとう)。

楽天あたりで検索すると、月桃エキスを配合した沖縄コスメがたくさん出てきて、アトピー肌にも!というコピーが並んでます。

月桃エキスには高い消炎作用や抗菌作用があるので、アトピー改善に効果があっても不思議はないのですが、いかんせん根拠に欠ける。

月桃でアトピーが良くなったという体験談は出るんだけど、臨床試験のデータとかがまったくなくて、民間療法の域を出てない感じ。

 

実際、こういう体験談を読んで何種類か月桃コスメを試したんですが、私の肌には可もなく不可もなくで、特別アトピーに良いとは思いませんでした。

体験談で言われているような、湿疹やかゆみへの効果はなかったなあ…。

月桃ってティーツリーのようにスースーした香りなので、効きそうな雰囲気はあるんですけどね。

今出てきたティーツリーもアトピーに良い説があるんで、お次はティーツリーです。

ティーツリー

強力な殺菌・抗菌作用があり、ニキビに効くことで知られるティーツリー精油。

アトピーにも効果があると数年前に話題になり、私も2chのティーツリースレを読み漁りました。

今でも「アトピー ティーツリー」で検索すると、ティーツリーが効くよ!という個人ブログなんかがゴロゴロ出てきます。

 

ただねえ、人によって合う合わないが激しいうえに、根拠がふわっとしてるんですよね。

アトピーに良いって書いてるけどさ、その根拠はどこから来たの?ネットで誰かがそう書いてるのを見ただけじゃないの?と。

国内では何も見つからなかったので海外の情報を見てみたところ、オーストラリアのFlinders Medical Centreというところが、「ティーツリー精油がヒスタミン(※)によって起こる炎症を軽減する」という研究結果を発表してました。

しかも、塗布10分後には炎症が治まり始めたということなので、かなりの即効性。

Tea tree oil reduces histamine-induced skin inflammation

 

※一応補足しておくと、ヒスタミンはかゆみの原因となる物質で、アトピーのかゆみの原因のひとつでもあります。

私はアトピーの程度としては軽いので、いつも塗り薬しかもらってませんが、かゆみの度合いによっては、かゆみ止めとして飲み薬の抗ヒスタミン剤が処方されたりする。

ただ、アトピーのかゆみはヒスタミン以外の物質も複雑に関係しているので、抗ヒスタミン剤が100%有効とは限りません。

 

海外でもティーツリーの体験談はたくさん出てくるけど、上記の論文以外は試験データなどは出てこなかった。

なので、月桃と同じく、民間療法のひとつとしか言えない感じです。

よもぎ

田舎だとそのへんにいくらでも生えてる、よもぎ。

もとが田舎育ちの私にはぜんぜんありがたみがないんですが、止血や腹痛の漢方薬でもあります。

このよもぎが、アトピーや痒みに効くという研究報告もありまして…

アトピー性皮膚炎に対するヨモギエキス配合シートの使用経験(1998年)
ヨモギエキス配合シートをアトピー患者25名に使用したところ、80%でやや改善以上の効果があった。
そうよう性皮膚病変に対するヨモギジェル製剤の有用性の検討(1993年)
掻痒性皮膚病変を有する患者56人にヨモギジェル製剤を塗布したところ、皮疹部位の瘡痒、落屑、痂皮、掻破痕に対し、それぞれ74.5%、80.5%、100%、75.0%の症例に改善がみられ、瘡痒に対しては約半数の症例で著しい効果が認められた。有用以上の有用性は皮膚瘡痒症で66.7%、アトピー性皮膚炎で55.6%。
ヨモギエキス含有スキンケア製品(SYシリーズ)のアトピー性皮膚炎患者に対する使用経験(1994年)
アトピー患者34人にヨモギエキス配合のスキンケア製品を使用したところ、24%でかなり改善、40%でやや改善が見られた。ただし、20.6%で安全性に問題があり、症状の悪化もあった。しかし、本試験はステロイドを使っていない中程度のアトピー患者への成績であるので、スキンケア商品の効果としては妥当と思われる。

とまあ、こんな感じで、アトピー症状の改善に良さそうではあるんですが、「やや改善」とか「アトピー性皮膚炎で55.6%」とか「妥当」とか、アトピーに効くと言い切るには、ちょっと微妙な気もします。

そもそも保湿剤を塗り続けていれば、アトピーは悪化しにくいだろうし。

「よもぎだから効きました」という確証がもうちょっと欲しいので、根拠不足に分類しました。

参考文献)
※論文、研究報告に関しては記事中に出典を記載
コスメティックQ&A事典(中央書院)
アトピー性皮膚炎 : 正しい治療がわかる本(法研)
いちばん正しいスキンケアの教科書(西東社)
花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵(主婦の友社)
昆虫テクノロジー: 産業利用への可能性(CMC Publishing Co.,Ltd)
病気と不調を自分で治す! 家庭おくすり大事典(主婦の友社)
アトピーぜんそく家運性が治る100のコツ(主婦の友社)
赤ちゃんと子どものアレルギー&アトピーBOOK(主婦の友社)




アトピーの人はみんな一度試すべき!ティモティア保水バリアクリームの500円サンプル

初めて「一生使いたい化粧品」と思わされた保湿クリーム。

液晶セラミドという特殊なヒト型セラミドを配合していて、塗るというより肌の一部として吸収されるような使用感です。

500円お試しサンプルがあるので、アトピーの乾燥や敏感肌の人は、ぜひ一度使ってみてください。私は化粧水なしで、これ1つでスキンケアを済ませています。